· 

低いモラル

 11時38分頃、高花線のバスがロータリー入って来たが、今日は専用バス停に直行せずにコミュニティバスと西白井線のバス停の区画の中に停車して乗客を降ろしていた。2重の法令違反が繰り返されている。

 

 道路運送法違反(決められたバス停以外での降車)と道交法44条違反(コミュニティバスもしくは西白井線の停留所の標識から10m以内の駐停車禁止エリアでの駐停車)だ。

 

 乗客は5人くらいだった。歩行者と降車客が混じってしまい、正確に人数を数えられなかった。バスは乗客を降ろして専用バス停に移動した。前方の区画線を一旦越えてからバックして停車位置を調整していたが、歩道からの距離は50~60㎝あったので正着と言えるのか微妙だ。バスは11時に2人を乗せて駅から出て行った。

 

 10時40分頃からパトカーがタクシープールの中に停車していた。この間は分からなかったが、駅前広場の観察をしているわけではなかった。パトカーから降りた警官2人は西白井線バス停の後ろの鉄道橋を渡って線路の向こう側に消えて行った。パトカーを駐車していただけだった。ロータリーの中の状況には関心がないようだった。

 

 だからパトカーが同じタクシープールの中に止まっていてもタクシーのドライバーが気にしている様子はなく、相変わらず3台での違法な客待ちをしていた。4台のときもあった。取り締まるどころか注意もしないのだから、タクシードライバーには違法だという認識すらないのだろう。それでいてキャンペーンのときはあら捜しのような交通取り締まりをする警察に対して信頼感を持つことは難しい。

 

 13時24分頃、13時49分の高花線のバスがロータリーに入って来るところに遭遇した。午前中とは異なり、専用バス停に直行して2人を降ろしていた。

 

 バスのドライバーは気分で降車場所を決めているのだろうか。いずれにせよ、モラルが低いことだけは確かだ。かんぽ生命の違法な募集行為もバスのドライバーの違法行為も根は同じなのかもしれない。法令順守より成果を優先する経営者に問題があるのだろう。

 

 警察も成果にならない交通指導より検挙率が優先なのだろうか。テレビが質より視聴率を追い求めるのと変わらないのかもしれない。一番モラルが低いのはトップで胡坐をかいている人たちなのかもしれない。