
10時40分頃、ロータリーのアクロスモール側の一般車両の停車エリアにめずらしく、居酒屋の納品トラックが止まっていた。荷下ろしは既に終わっているようだった。11時20分頃に駅から出て行くときまでドライバーが外に出てくることはなかった。
いつものようにタクシー降車場の後ろで荷下ろしをした後にここに移動したのか、あるいは降車場の後ろに他の車が停車していて仕方なく、ここで荷下ろしをしたのかは分からないが、おそらく後者だろう。
タクシー降車場の後ろはロータリーの入り口で近くには横断歩道があり、歩行者に対する安全上の問題、ロータリーに入ってくる車両に対する通行妨害、タクシーに対する降車場での降車妨害、郵便車の郵便回収時の停車妨害等々の問題があり、ここでの駐車は他の人の迷惑になる。この付近は法律上も駐停車禁止に該当する場所がある。
トラックが納品後長時間停車している理由が時間調整なら、せめてタクシー降車場の後ろで短時間で荷下ろしを済ませてロータリーのアクロスモール側の一般車両の停車エリアに移動するくらいの配慮がほしい。ここでの駐停車は放置駐車の取締りだけなので後はドライバーの良心の問題だけだ。
そう言えば、トラックの後方に停車していた軽ワゴン車にケンタッキー・フライド・チキンの持ち帰りらしい袋を下げた作業服姿の高齢者が運転席に乗り込んでいた。放置駐車で摘発されるリスクを犯してもフライドチキンが食べたいのだろうか。
11時過ぎに駐車監視員の車両がロータリーを巡回していた。時間はわからないが、毎日、巡回しているようだ。ご用心、ご用心。
11時08分のナッシー号が定時にロータリーに入って来た。しかし、驚いたことにコミュニティバスのバス停には先着のバスや停車妨害の一般車両も停車していないのに、道路上での利用者の乗降を理由に移動したはずの元のバス停の福祉車輛専用乗降場の前で停車して乗客を降ろしていた。ひょっとするとドライバーはコミュニティバスのバス停の移動の理由を知らないのかもしれない。
26人が下車して病院に向かうバスの中に1人残っていたので乗客は27人だった。この西ルートもいずれ廃止されるのかもしれない。なぜなら、白井市役所は2年前に白井駅を通るちばにうの北環状線とちばレインボーバスの北総循環線が開設することを理由に新鎌ヶ谷駅への直通ルートを16本から7本に減便している。
減便の理由は民間にできることは民間でというものだった。西白井駅からのちばにうのバスはナッシー号と同じ150円で平日は1時間に1本が確保されており、日曜日も運行されており、ナッシー号より利便性が高い。弱点を強いて挙げればICカードが利用できないことくらいだ。
前回の路線改定で白井駅を通るという理由だけで9本が削減され、白井駅以外のバス停を利用している利用者は切り捨てられてしまった。こうした経緯を考えれば西白井駅を通る新鎌ヶ谷駅直通のルートを廃止しないと理屈が通らない。利用者は市に確認するべきだろう。
11時12分頃、今度は北総循環線(ちばレインボーバス)のバスが福祉車輛専用乗降場とコミュニティバスのバス停の間に停車して乗客を降ろしていた。8人が下車したが、運賃の精算に時間でもかかったのか最後の3人がなかなか降りて来なった。
そこへ福祉車輛専用乗降場をバス停に使っている秋元病院のバスがやって来てタクシー乗り場と福祉車輛専用乗降場の間に窮屈そうに停車していた。
乗客を降ろした北総循環線のバスは専用バス停に移動して停車した。今日は、センターラインを踏むことなく歩道寄りにぴったりと止めていた。やればできるのだ。バスはセンターラインから1mくらい離れて止まったので道路が広く見える。
前扉から降りてきたドライバーは歩道に直接降りた。今日はたとえ利用者が道路で乗降しようとしても道路で乗降することはできなかっただろう。バスから降りたドライバーは、演技でなければガラケーを耳に当てたまま10分近く電話していた。
電話が終わると、一旦バスの中に入ったが、すぐ降りて来て歩道をうろうろしながら辺りを見回すような不審な動きをしていた。ひょっとすると当方の定点カメラ?の位置でも確認していたのかもしれない。多くの市民が監視しているので注意した方がいい。
これまでトイレ休憩の時以外、バスからドライバーが降りて来る姿を目撃したことはない。まして歩道を旋回するように歩き回っていたら休憩にならない。敵?を発見するための偵察の任務が課せられたのかもしれない。
11時30分にバスがバス停を離れた直後に屋根の青い警告灯を点滅させながら鎌ヶ谷市役所の巡回車がロータリーに入って来てロータリーの出口で北総循環線のバスに追いついて信号待ちをしていた。
タクシー乗り場の3台目のタクシーが後ろのタクシー降車場の区画の中に入りこんで斜めに停車していたのを巡回車は見ただろうか。仕事で巡回しているのだからきっと記録も取っていることだろう。巡回は見物ではない。