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大晦日の角上魚類

 昨日の午前中に正月用の魚介類を買いに船橋の角上魚類に出かけた。新鎌ヶ谷のイオン地下駐車場に車を止めて東武線で船橋に出た。10時過ぎに新鎌ヶ谷の駅前を歩いていたときに10時10分始発の北総循環線のバスが止まっているのが見えた。誰も乗っていないようだった。

 

 10時11分の東武線に乗り、10時24分に船橋の駅に着いた。改札を出てJRの改札の先の船橋シャポーの入口から「ふなばし生鮮市場」に向かった。店舗はどこも人でごった返していた。成城石井の前を通り過ぎたときに店先にえびの天ぷらのパックが並べられていたのにちょっとビックリ。年越しそばの食材として売っていたのだろう。

 

 生鮮市場の中も人が溢れてデパ地下の様相だった。私はこれまでここに平日の昼下がりしか来たことがなかったが、こんなに人が溢れている光景は初めてだ。一番奥の角上魚類は買い物客で通路に人が溢れ、商品に近づけない状況だった。角上魚類が大晦日と正月も営業をする理由が分かるような気がする。レジに並んだ時に別の客が営業時間を店員に尋ねていたが、元旦に営業するのは角上魚類だけだという説明が耳に入った。

 

 一番人気はずらっとお寿司のパックが並べられたコーナー。お刺身のコーナーも盛り合わせのパックがずらっと並び普段とは違っていた。私はお寿司のパックと柵の刺身を何点か購入した。その刺身を先程、食べたが、とても美味しかった。残念ながら魚介類は地元のスーパーで買う気がなくなってしまう。値段もそれ程変わらない。

 

 乾物の大川水産も普段とは違い、正月用の食材が並んでいた。あさりのつくだ煮、紅鮭の麹づけ、黒豆等のお惣菜を予定外で購入してしまった。角上魚類の帰りにたいてい船橋シャポーの入口に近い和菓子店「仁々木」に立ち寄る。昨日も「黒どら」と「大人のくりの福」を購入した。

 

 12時07分の東武線に乗って12時20分に新鎌ヶ谷駅に着いたときにロータリーの奥に12時25分始発の高花行きCNT直行バスが見えたが、やはり空のようだった。

 

 イオンの駐車場は3時間以内なら無料だが、重いものやイオンでしか購入できないものを購入するつもりだったのでイオンの食品売り場に立ち寄った。正直、人出は普段の土休日とあまり変わらない程度で活気が感じられなかった。イオンに寄ったときに必ず購入するのが日持ちして美味しいパックの青森産の軍鶏肉だ。昨日も購入した。

 

 イオンで購買意欲が下がるのがセルフレジだ。正直、面倒くさい。しかし、少ない有人レジはどこも行列ができていたので仕方なくセルフレジを利用した。商品のバーコードを読み取るだけなのだが、私も家内もセルフレジが嫌いだ。

 

 地下駐車場を出たのが12時59分だったので無料時間の3時間を3分オバーしていた。しかし、3000円以上の買い物をすれば1時間無料なので結果的に駐車料はかからなかった。

 

 アクロスモール前を通り過ぎたときに13時10分始発の北総循環線のバスが見えたが、やはり乗客は乗っていないようだった。この路線の開業を理由にナッシー号の新鎌ヶ谷駅への直通便を減便したときの民間にできることは民間でという市の説明の空々しさを改めて感じる。京成がなぜ不採算路線を止められないのかという理由を市民は知るべきだと思う。